http://docomo-rd-openhouse.jp/2020/
昨日に引き続き、来ました。 昨日より人が多い印象。
[特別講演] 5G時代の幕開けとサスティナブルな社会の実現
(株)NTTドコモ 取締役常務執行役員 R&Dイノベーション本部長 中村 寛
- 18の未来
- 5G, AI, デバイスの進化
- この先の10年の展望
- 5Gプレサービス
- まだ端末が販売されていないので、プレという位置づけ
- イベントなどではドコモが貸出している
- 春、商用スタート
- まだ端末が販売されていないので、プレという位置づけ
- 通信基盤(1G〜2G)、生活基盤(2G〜4G)から社会基盤(5G)へ
- 5Gを軸としたパートナーとの共創
- 3200を超える企業、団体が参画
- 様々な業界
- 業界を超えた価値共創
- 事例
- スポーツ/ライブ観戦
- ゲーム/eスポーツ
- 観光
- TV番組制作の作業効率化
- ケーブル取り回し・敷設が不要になる
- 工場内
- 多品種少量生産への対応
- レイアウトフリー生産ライン
- 熟練工不足への対応
- AI/IoTによるリアルタイムコーチング
- 多品種少量生産への対応
- ネットワークの進化
- トラフィックのスパイク
- セキュリティ
- いままではE2Eで最適化されたネットワーク
- 仮想化
- 可搬基地局
- O-RAN, MEC, 5GC
- ドコモオープンイノベーションクラウド
- 6Gに向けたホワイトペーパーを公開(2020/1/22)
- 4Gと5Gの比較
- 5Gの特徴
- 4Gと5Gの連携
- スムーズなマイグレーションができるよう設計されている
- LTEからLTEアドバンスドへの移行のときもそうだった
- 4Gネットワークでもできることはある
- デバイスの進化
- 電話の進化(〜2G)、情報ツールの進化(〜4G)、ユーザー体験の進化(5G〜)
- まだ発展の余地がある
- 操作の制約、画面サイズの制約
- マイネットワーク構想
- スマホのみでは不便なところをサポートするデバイス
- スマートグラス、VR、フレキシブルディスプレイ
- Magic Leap社と連携
- スマホのみでは不便なところをサポートするデバイス
- AIの進化
- 環境が整った(第3次ブーム)
- AIの意義
- AIを個人に活かす
- 翻訳の高度化
- Mirai Translator
- 2年前はTOEICで700点くらいを目指していた。現在は960点いける。
- プロの翻訳家なみ
- 2年前はTOEICで700点くらいを目指していた。現在は960点いける。
- 話し言葉のリアルタイム翻訳
- 実用的なレベルになってきている
- Mirai Translator
- 翻訳の高度化
- AIを社会・産業に活かす
- ネットワークの品質向上
- 最適なエリアの自動設計
- サイレント故障の検知
- ユーザー申告要因解析
- AI会議室管理
- 利用データを解析して未来の利用を予測する
- ネットワークの品質向上
- AIを個人に活かす
- ドコモのAIの強み
- 活用ノウハウ、データサイエンティスト、ビッグデータ
- KDD CUP 2019で世界一位
- サステイナブルな社会の実現に向けて
- サイバーとフィジカルの融合
- 実世界の人・モノ・コトを情報化し、未来を予測して、実世界を最適化
- 90年代のユビキタスコンピューティングの概念から
- 通信インフラやコンピューティング、AIなど環境が整って、実現の可能性が見えてきた
- 提供価値
- 交通
- 現在:スマホやカーナビで渋滞情報がわかる
- 最短ルートを示してくれるが、渋滞自体の解消はしてくれない
- 未来:車両の走行状況や目的地、周辺道路状況などを情報化し、交通を制御
- 信号のコントロールも考えられる
- 現在:スマホやカーナビで渋滞情報がわかる
- 農業
- 現在:労働集約多々産業であり、従事者のノウハウで成立している
- 産業の効率化と後継者不足
- 未来:
- 現在:労働集約多々産業であり、従事者のノウハウで成立している
- 交通
- 融合の要諦(ようてい)
- 人モノコトの情報化:デバイス
- データ取得と蓄積:AI
- 未来予測地の発見:AI
- アクチュエイト:デバイス
- のループを回す
- AIとデバイスは5Gで接続
[招待講演] ラグビーから学ぶ組織づくりと技術進化に伴う スポーツの未来について
元ラグビー日本代表 神戸製鋼コベルコスティーラーズ アンバサダー 大畑 大介
- 今回の大会を振り返って
- 選手たちのハードワーク
- 明確な目標のイメージ
- 年間240日一緒に生活
- 一緒に過ごした時間が長い
- それぞれの役割が適材適所に与えられた
- 個々ができることを同じベクトルを向いて全力で取り組む
- アイルランド戦の前半最後スクラムで押し込んだ場面
- 軸になるものをしっかり作った
- 体格だけではなく、技術を高めた
- 足の向きなど細かいところまでこだわる
- 精神的に優位に立てた
- 精神論だけではない
- データも活用
- レフェリーの癖も分析して対策する
- トップのレフェリーほど基準がブレない
- 15人の個性をまとめ上げる
- ジャッジを下す人がどこに向かっているのかを明確に示す
- 各自がどこにいてどこに向かっているのかを意識する
- しっかりした方向性、目標
- 目標の道中での評価
- 適切に軌道修正も行う
- 権限を預ける
- 個々人がそれぞれ考えて動く
- 30年くらい前の大学ラグビーとの比較
- ラグビーは進化している
- ルールも変わる
- 昔はトライは0点だった
- ルールも変わる
- 前に送るにはキックが手っ取り早いが、ボールが相手に渡ってしまう
- キックの技術の向上
- ある程度行き着いた先に何があるかを考える
- 指導する立場でも自分が覚えた頃のことが通用しなくなる
- 押し付けでは伝わらない
- 自分の中で思い描き、伝える
- トップの言葉の説得力
- ラグビーは進化している
- データ取りの方法
- 5G時代どうなる
- GPSや心拍数の例
- 選手の負担が減る
- 観戦体験
- 試合会場で見るよりわかりやすい
- 臨場感は負ける
- マルチアングル視聴
- 8系統
- 解説者には最適
- それぞれが好きな場面を見れる
- スタッツの活用
- レフェリーの技術向上
- レフェリーカメラで技術伝承
- スクラムの衝撃
- スクラムの中も見れるようになる?
- 個人の人気から競技の人気へ
- サッカーとラグビー
- ラグビーの良さ
- 自己犠牲のスポーツ
- 人間関係
- チーム(組織)に対して不利益なことをしてはいけない
- 2023フランスWC
- 自国アドバンテージのない中でどう戦うか
- ランキング8以内に入れるかが重要
- 予選のグループ分けに影響する
[パートナー講演] 5GEvolution & 6Gパネルセッション:「5Gの発展とその先の未来」
(株)NTTドコモ 執行役員 5Gイノベーション推進室長 中村 武宏 Ericsson,Nokia,Nvidia
- 結構ゆっくり喋ってくれたので、比較的聞き取りやすい英語だったけれど、知らない単語が多くて理解できないところが多かった。
- 以下はスライドからのメモ。書き写すのが間に合わなくて足りないところ多数。
- Dr.Erik Dahlman
- 6 pillars for 6G
- Journey towards 6G
- Connectivity everywhere
- Joint communication and sensig
- Zero-cost, zero-energy devices
- Some key technology components
- Further spectrum extension
- Entering the THz range
- AI
- New ways for connectivity
- Evolved IAB, D2D, non-terrestrial components, …
- Further spectrum extension
- Dr.Amitava Ghosh
- 6G
- RF Sensing 100 Gbits/sec @ short range, Gboos @ high speed
- Industrial IoT optimezed
- Six questions
- most important net technologies
- primary use cases
- most important KPIs
- serve limitations of 5G
- flexivility and scalabilyty
- backwards compatible
- 6G
- Mr.Masataka Osaki
- 3 REVOLUTIONS SHAPPENNING
- IoT
- 5G
- AI
- 3 REVOLUTIONS SHAPPENNING
- Questions
- Typical use cases in 2020s and 2030s, respectively?
- Definition of 6G
- Key requirements for 6GG
- Major technologies for 5G evolution and 6G
- Role of AI for 5G evolution and 6G
- Time schedule for 6G
[オープンセミナー] 無人販売機とドコモ会員基盤を使った購買データ分析について
- 無人システム販売のトレンド
- RFIDから画像認識に
- キャッシュレスが追い風に
- 店舗対象が激増したが、ほとんどが実験段階もしくは実装店舗
- 自販機が復権
- 無人販売の限界
- 日本の小売業界の諸問題
- ロジスティック
- 年間商品点数の多さ
- 各種法規制など
- システムだけではなく「運用をどう回すか」が重要
- 日本の小売業界の諸問題
- ドコモは昔から自販機ビジネスをやっていた
- 社内で実証実験中
- 専用アプリでQRコードを読み込んで認証&自販機のドアロック解除
- 商品を取り出す
- ドアを閉めると決済が走る
- 商用化に向けた検討
- 必要機能の洗い出し
- 運用上の課題抽出
- データ分析手法の開発
- 購買データ分析の世代
- 伝票からPOS、個人IDへ
- 企業目線から消費者目線での分析に変化していっている
- 匿名ではあるが、実際に存在する人間の購買データが分析できる
- プラットフォーム化がもたらすもの
- 顧客像
- 行動特性
- 異業種のデータ
- 活用アイデア
- 業界をまたがったクラスタによる商品レコメンド
- 健康管理サービスとの連携
[オープンセミナー] IVA(Intelligent Video Analytics)エッジAIプラットフォーム 〜IoT with AI時代を支えるエコシステム構築に向けて〜
- IoTの普及でセンサーやカメラなどのエッジデバイスから大量のデータが発生
- データトラフィック予想、2022年には25EB/Month
- クラウドだけで処理しきれないならばデータ生成場所(エッジ)で処理する
- IoTにおいて映像解析がフィ津用となるユースケースは多い
- セキュリティ
- 顔認証、人物検知、不信物検出
- スマートシティ/ビルディング
- 人流計測、入隊管理、火災検知
- 交通
- 交通量計測、車種認識、ナンバープレート認識
- 建設
- 稼働監視、動線分析、危険検知
- 工場
- 製品検査、行動・動線分析、在庫監視
- 物流
- 車両検知、動線分析、倉庫監視
- 広告/マーケティング
- 人数計測、滞留検知、人物属性認識
- 小売
- 人数計測、顔認証、万引検知
- セキュリティ
- AIソリューション導入の課題
- 利用者側
- システム基板への高額な投資
- AIソリューション選定の難しさ
- 運用・維持の煩雑さ
- AIアルゴリズムメーカー側
- 設定やチューニング作業の現場実施が困難
- 設置作業者と設定技術者がほとんどの場合異なるため、設置現場での共同作業は非現実的
- 設置後も微調整が必要
- 利用者側
- エッジAIプラットフォームでAI流通エコシステムを構築
[オープンセミナー] 電池で10年動く!省電力LTE端末開発の取り組み
- 昨日と同じ内容でした
[オープンセミナー] ドコモオープンイノベーションクラウドのご紹介
- 5G実現に向けたロードマップ
- 2019年9月20日:プレサービス開始
- 2020年春:商用サービス開始
- DOCOMO 5G Open Partner Program
- 2018年2月:プログラム提供開始
- 約3200団体・企業が参加
- 263件の5Gトライアル実施
- ドコモオープンイノベーションクラウド
- ドコモ網との直結により伝送遅延の低減を実現するMEC(Multi-access Edge Computing)
- 通信のリアルタイム性
- 閉域での提供
- セキュリティ担保
- ドコモ網との直結により伝送遅延の低減を実現するMEC(Multi-access Edge Computing)
会場散策
オリンピックのトーチ
充電スペース
イノベーションチャレンジプロジェクト
[J-05] 協調運転テストベットによる5G遠隔制御の実証デモは電池切れで動いていませんでした
[J-08] Mobile SCOT(Concept Car)
ノキア5Gトライアル機材アンテナとPC2セットで通信している様子を展示していました
感想
- オープンイノベーションクラウド、思ってたのと違かった。
- 人が多いのと通路が狭いので、眺めながら素通りするブースが多かった。
- 5Gになることで、いままでやりたくても技術的課題でできなかったことができるようになる。
- 大容量、低遅延
- 受け取る側のデバイスが今度は制約になりそう。
- サイズ、重量
- 5Gになったからといって、すぐに生活に影響が出ることはない印象。
- 英語力がもっとほしい。