今年も来ました。
去年は目黒のAWSオフィスで3日間でしたが、今年は神田明神ホールで2日間になっています。
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/2019/devday/
- AWSグローバルで開催する開発者のためのトレーニングイベント
- 最新のテクノロジー、開発手法などを集中的に学ぶことができる場
- セッション公募を行い、11件採択された
10:00~11:40 ゼネラルセッション
@岡嵜 禎
- AWSではBuilderという言葉を大事にしている
- 開発者
- amazon go 北米ではすでに10店舗以上展開
- 多数センサーからのリアルタイムデータをリアルタイムで処理できている
- Prime Air
- 5万モデル検証、1万機作成して検証
- Project Kuiper
- 様々な場面と用途で使われる機械学習
- AIサービス、MLサービス、フレームワーク&インフラストラクチャのレイヤ
- 利用者のレベルによって使い分けられる
- AIサービス、MLサービス、フレームワーク&インフラストラクチャのレイヤ
- Well-Architected Framework
- ホワイトペーパーとツールを提供
- ツールは9月に日本語版リリース
- On Builders and Dreamers
- ジェフベゾスの言葉
@まつもと ゆきひろ
- プロ・プログラミング技術者
- 20世紀の言語
- インターネットとともに
- Ruby, JS,
- 2000年代
- 手軽、柔軟、生産的、楽しい
- 2010年代
- 関数型、手堅い
- ブロック、型推論、少ないお約束
- 企業によるスポンサー
- Go, Swift, Rust, TypeScript
- どの言語を選ぶか?
- 評価基準を持つこと
- 生産性(効率、コスト)
- 唯一の解はない
- 背景によって異なる
- 判断を人に任せない
- 風をおこし、強める
@倉貫 義人
- SIerの受託開発の中でアジャイルをやるのは難しい
- そもそもアジャイルがマッチする案件なのか(制約条件)
- 納品のない受託開発
- 月額定額
- 見積り、要件定義(ビジネス上の制約)しない
- クラウド、OSSのおかげで一人でできることが増えた
- Software is eaticg the world
- ソフトウェア開発の本質
- 大量生産、ルーチンワーク、製造業ではない
- デザイン、問題解決。ナレッジワークであt
- プログラミングを手段に、問題解決する仕事
- これから求められる仕事とは
- 人類の文明の進化は不自由を置き換えてきた
- 自由な発送が求められる、好きで楽しめるか
- クリエイティブな仕事、人数のいらない仕事
- この先のエンジニアの生き方
- ソフトウェア開発の仕事は、減ることはない
- 腕を磨き続ければ、自分の価値を高められる
- 人がいなければ、企業は成り立たない
- あなたの仕事は、難しいからこそ価値がある
トークセッション
- 令和の時代。更に輝くエンジニアになるために必要なこととは
- これまでのキャリアはどのようにして築いてきましたか?
- まつもと)東京は嫌だったので浜松に就職した。会社が傾いて閑職に置かれてRubyを作り始めた。
- 倉貫)社内SNSを作ったところから。JavaではなくRoRを選んだ。
- AIがプログラムを書いてくれる時代になったときのプログラマーの存在価値はどうなるか?それでも必要とされるプログラマーとなるために求められることは?
- まつもと)問題の定義
- 倉貫)プログラムのデザイン自体クリエイティブな部分、AIが出てきても書けば良い。
- どんな人と一緒に働きたいか
- まつもと・倉貫)主体性のあるプログラマ
- 自分のスキルアップ
- まつもと)海外のブログとか見る、得意なところから周辺に広げていく、自分の中にインデックスを作る
- 倉貫)得意があるメンバーでチームを組む
12:00~12:45 第1回 AWS Fargate かんたんデプロイ選手権
- Fargateとは
- AWSマネージド
- コンテナネイティブ
- AWSサービスとの連携
- ECS on EC2の運用
- OSやエージェント類へのパッチあて、更新
- インスタンスのスケーリング
- コンテナとホスト2重に対応
- Fargate CLI
- サービスを削除するときはスケールインしてからデストロイ
- ターナー社がforkしたものもある。インタフェースが異なる。
- pros
- vervose オプションで自動生成されるリソースの勉強ができる
- とにかく簡単
- cons
- 本番環境で使うにはちょっとアドホック
- Fargate CLIのバージョンアップで変わるところがあるかも
- CI/CDと合わせて構築するには考えないと
- 本番環境で使うにはちょっとアドホック
- nathanpeck/awesome-ecs
- なぜこんなにたくさんあるのか
- サービスリリース時には最小限(MVP)なもの
- リリース後にユーザーからのフィードバックで成長させる
- 利用者がそれぞれ作るので多くなる
13:00~13:45 マルチテナント時代におけるテスト・ベストプラクティス
場所どり失敗してスクリーン見えなかったのでログなし。
14:00~14:45 5G時代を見据えた、IoTプラットフォームSORACOMのアーキテクチャへの挑戦
- SORACOMプラットフォームを支える技術
- Polaris
- Dipper
- Hubble
- MNOとAWSのをDirectConnectで接続
- AWS上に構築する利点
- スケールが容易
- アップデートも容易
- 複数AZで高可用化
- Queueでバッファリング
- DynamoDB Streams
- API Centricかつmicroservicesな設計
- リリースサイクルは2週間(1イテレーション)
- 開発者は全員運用にも責任を持つ(DevOps)
- 運用のための開発(OpsDev) -監視効率化、繰り返し作業の自動化
- andonのアプローチ
- 不具合かも?と思ったことを書き込むSlack channelがある
- Private LTE
- 実験段階
- 地下とか通常の電波が届いていないところに
- 広帯域、低遅延によるリッチなユーザー体験
- 5Gコアネットワーク
- 通信プロトコルが少なくなり、HTTP/2になる?
- ステートレス
- ネットワークスライス
- 回線の用途に合わせて、ネットワークを仮想的に分割する
15:00~15:45 AWSの「隙間」を埋める隙間家具OSS開発
- AWSはコア機能以外は後回しにすることが多々ある
- その、工夫でなんとかなるような部分を「隙間」と呼ぶ
- 実例:S3とRedshiftの間
- S3からRedshiftにデータを取り込むためにCOPYコマンドが必要
- S3イベント通知でSQSに送信、SQSメッセージをもとにRedshiftにCOPYを発行
- S3からRedshiftにデータを取り込むためにCOPYコマンドが必要
- Rinの教訓
- どう考えてもマネージドになってほしいものはその内なる(いつか)
- 複数のサービス関連系を一度に処理するとリトライが複雑になる
- 単機能に特化しつつ、そのドメインでの汎用性をもたせると使い回せる
- マネージドになったときにきれいに取り外せる設計大事
- 事例:S3 to CloudSearch
- CloudSearchに継続的にデー0田を取り込む手段がない(ElastiSearchはFirehoseが対応している)
- S3に配置したJSONをLambdaでCloudSearchにHTTP POSTする
- s32csの教訓
- cron処理ではなくデータのイベントドリブンではないのか?
- 状態はマネジ度サービスに、状態を持たない処理だけ書くとスケールが容易になる
- 事例:ssmwrap
- SSM Parameter Storeの値を環境変数に設定してコマンドをexecするwrapper
- そのうち取り外すものをなぜわざわざ作るのか
- アプリケーションで直接書くと密結合する
- 取り外したいときに密結合していると改修しづらい
- ライブラリに切り出されていないとコピペされがち
- OSSとして作る理由
- ドキュメントを書く気になる
- 過度な社内事情の混入を防ぐ
- 設計がきれいになる
- 魔改造版が増殖するのを防ぐ
- 独立したパッケージになっていないとコピペされる
- コピペ後に改造されると新機能やバグフィックスに追従できない
16:00〜16:45 マルチリージョン・マルチアカウント対応の柔軟な構築ツールを作ってみた
立ち見だったのでメモなし。 CFnのTipsは資料公開されたら確認したい。
17:00〜17:45 AWSをフル活用したコネクテッドカーを支えるアプリケーションの開発・運用・監視術
- Connected Autonomous Sharing EV + MaaS
- フリートオペレーションサービス mobi-Crews
- 車載端末からクラウドにデータを送り、リアルタイムに管理者が確認できる
- 運転状況で安全指導にも
- RoR+Docker
- プロダクトの課題と解決方法
- 性能
- 負荷の分割
- セキュリティ
- 外部機関と連携して定期的に評価
- その他非機能要件
- →開発、検証、運用に強いメンバを集める
- 性能
感想
- IaCはもう当たり前になってきている
- IaCを実現する手段は混沌としている
- Serverlessへの流れは大きくなっている
- まつもと氏のスライドに使っていたRabbitというのが気になった(ウサギとカメでタイムマネジメントできる) - https://rabbit-shocker.org/ja/